医療法人社団 藤村医院(ふじむらいいん) 内科・循環器内科・血液内科
TEL 082-281-5523 〒732-0802 広島県広島市南区大州2-15-11
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循環器に関わる病気

循環器内科とは、血液を循環させているポンプと管、つまり心臓と血管を専門とする内科です。心臓や血管の不調は最悪の場合、生命に関わる可能性があるため、正確な診断や適切な処置が必要となります。また動脈硬化は全身の血管が硬くなることで、様々な疾患の原因となるため、日ごろから血圧のコントロールや脂質異常症、糖尿病などに気を配った加療が必要となります。これら動脈硬化に伴う疾患を予防するという点においても専門としています。以下具体的な疾患について簡単に説明します。

高血圧

血圧とは、心臓のポンプ作用によって全身に血液が送り出されるとき、血管に与える圧力のことです。心臓が血液を送り出す圧力を収縮期血圧、心臓が血液をためる間の圧力を拡張期血圧といいます。血圧が収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。高血圧は動脈硬化に伴って起こる脳卒中や心臓病の重要な危険因子となるため、これらの病気を予防する上で重要な指標となります。高血圧の原因として最も多いのが加齢に伴う高血圧(本態性高血圧)ですが、中には内分泌疾患や腎臓病などが原因となる二次性高血圧もあります。

脂質異常症

脂質異常症は血液中のコレステロールや中性脂肪が過剰になった状態のことです。コレステロールは私たちの体にとって必要不可欠なものですが、血液中のコレステロールが過剰になると、動脈硬化などの生活習慣病の原因となります。増えすぎたコレステロールは、血管の壁に付着して血管を詰まらせる病気(脳梗塞や心筋梗塞)一因となります。

糖尿病

糖尿病とは血液中の糖の値(血糖値)が高くなる疾患です。血糖値が高い状態が続くと、全身の血管がダメージを負い、動脈硬化が進行する原因となります。糖尿病は様々な合併症(大血管疾患、網膜症、腎症など)を引き起こすため、適正な血糖値にコントロールする必要があります。

虚血性心疾患(狭心症 心筋梗塞)

心臓は1日に10万回拍動を繰り返しており、多くの酸素を消費します。酸素は心臓に栄養を送る冠動脈を介して心臓全体に供給され、冠動脈に血管障害が起こると、心臓の筋肉は正常に機能しなくなります。この心臓の筋肉の酸欠状態を、心筋の虚血といい、そのために生じる病気が虚血性心疾患です。狭心症と心筋梗塞がその代表です。

狭心症 動脈硬化のため冠動脈が狭くなり、一時的に酸素が不足する心筋虚血状態になる 心筋梗塞 冠動脈硬化で狭くなっているところに血栓ができて血流の供給が途絶えて心臓が壊死する

不整脈

不整脈とは、脈が不規則にうったり、勝手に速くなったり遅くなったりする状態をいいます。これには、放置しておいてかまわないものから生命に危険があるものまで、様々な病気が含まれています。虚血性心疾患にともなう不整脈は、重大な危険信号です。

脈の異常「不整脈」にもいろんなタイプがある タイミングがずれる「期外収縮」 もともと心拍が生じると予想されるタイミングより早く拍動が起き、脈が飛んだように感じる。 脈が速くなる「頻脈性不整脈」 拍動が異常に早くなり動悸を感じる。脈の速さによって頻脈(1分に100から250回)、粗動(同300回前後)、細動(同400回以上)があり、速いほど危険。心室細動や心房細動は突然死の原因にも 脈が遅くなる「徐脈性不整脈」 拍動のリズムがゆっくりになるほか、間隔があくなどで1分に50回未満になる。心臓が送り出す血液が減り、めまいの原因にも。重症だと失神も。

心臓弁膜症

弁膜症とは、血液を押し出す役目を持つ心臓の4つの弁に異常が起こり、本来の役割を果たせなくなった状態をいいます。この弁に異常があると血液を効率的に押し出せず、左心室に負荷が加わったり、十分な血液が流れ込めなかったりして、心不全を起こします。心不全は動くと息切れがしたり、足が浮腫んだりします。

心不全

様々な原因で心臓のポンプとしての機能が低下した状態です。虚血性心疾患や心臓弁膜症、不整脈、高血圧なども心不全の原因となります。心不全は繰り返すことが多いとされているため、一度心不全を発症した場合はきちんとした管理が必要となります。息切れや浮腫などが症状となりますが、急激に起こる呼吸困難は急性心不全の可能性があるため、緊急での入院加療が必要となる場合があります。

大動脈瘤

大動脈が局部的に拡張したものを大動脈瘤といいます。ある程度大きくなると破裂し、突然死を起こします。発見されたら、心臓血管外科医による適切な治療や経過観察が必要です。残念ながら自覚症状はほとんなく、健診などで見つかることがあります。